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二世帯住宅と一世帯住宅の違いとは?二世帯にするメリット

公開日:2019/11/01  最終更新日:2019/10/18


注文住宅を建てるときに一世帯住宅にしようか二世帯住宅にしようかと悩むケースもあるでしょう。親世帯も子世帯も新しい家を建てたいという状況の場合にはそれぞれが一軒ずつ建てるか、一軒にまとめてしまうかの二つの選択肢があります。一世帯住宅にするか二世帯住宅にするかでどのような違いが生まれるのでしょうか

注文住宅にかかる費用を抑えられる

二世帯住宅にするメリットとしてよく注目されているのがコストカットになることです。2軒分の土地を手に入れて、それぞれに注文住宅を建てるのに比べると費用が安くて済むのは明らかでしょう。

一世帯住宅を建てる場合に比べて広い土地が必要になり、家自体も大きめにしなければなりません。ただ、単純に2軒分の建築費用が必要になるわけではないので費用はかなり抑えられます。

土地の購入や建築にかかる費用は親世帯と子世帯のどちらか一方が持つことも、適当な割合で折半することもできます。親世帯がすでに働いてなくて収入が少ないという場合にも子世帯のほうで住宅ローンを組んで家を建てられるでしょう。両方ともしっかりと働いて稼いでいるなら完全に等分で建てることも、収入額などに応じて折半することも自由です。

家の大きさだけ考えれば一世帯の収入で建てるよりも大きなものにできるので見栄えが良くなるのも、外観を気にする人にとってはメリットになります。二世帯分のお金を使えるという視点に立って、コストを削減するのではなく住宅のデザインや設備などにお金を使ってより良い家に仕上げることもできるでしょう。このように費用の削減が可能になるお陰で注文住宅の自由度が高まるのが二世帯住宅にする魅力です。

大家族としての付き合いをしやすくなる

二世帯住宅と一世帯住宅では家族としての付き合い方にも違いが生じます。一世帯住宅を隣の土地に建てて隣人として過ごしたとしても、外壁と空間によって大きく隔てられているのであまり接点がないのが普通です。意識的に付き合いをしないと関係が疎遠になってしまうこともあるでしょう。

しかし、二世帯住宅の場合には一つ屋根の下で親世帯と子世帯が暮らすことになるのでコミュニケーションの機会が豊富になります。大家族として一緒に暮らしていくこともできるので、仲の良い家族の場合にはより良い暮らしを実現できるようになるのがメリットです。

ただ、付き合い方も住宅の設計次第でかなり自由に変えられるので親世帯と子世帯の仲がとても良いとは言えない場合であっても問題はありません。一緒に暮らしたいなら生活空間を全て共有するように間取りを決めれば良いでしょう。やはり互いにプライベートの空間を作りたいと思ったら、キッチンやトイレなどを部分的に共有するだけにすれば良いと考えられます。

完全に独立した世帯として生活したいという場合には玄関も違う場所に作ってしまって、家の中では互いの空間がつながっていない間取りに仕上げれば問題ありません。このような仕様にしたとしても一世帯住宅を2軒建てるのに比べたら安上がりになることに加え、玄関の場所を近くしておけば会う機会も多くなってコミュニケーションが生まれます。

また、大家族として住めるメリットは細かく見ていくとたくさんあります。例えば、子世帯が共働きで子供の面倒をみるのが大変なときに親世帯にお願いしやすくなります。宅配便などの受け取りも互いに任せることができるでしょう。家事も分担して負担を減らせるなど、工夫次第で生活をより良いものにしやすくなるのが魅力です。

長期的に見たメリットにも違いがある

一世帯住宅の場合と二世帯住宅の場合とでは長期的に見たメリットにも違いがあります。通常は親のほうが先に亡くなってしまって遺産相続をすることになり、一世帯住宅を2軒建てた場合にはその相続でかなり大きな相続税を取られることになるでしょう。

しかし、一つの家を子の名義で建ててしまっておけば相続する必要がありません。また、親世帯がいなくなったとしても子世帯は住み続けることができ、孫世代が家族を持つようになったときに同居することが可能です。

一世帯住宅を2軒建ててしまった場合には相続したとしても空き家になってしまうリスクが高く、孫世代が使おうと思った頃には建て替えないと使えないような状況になってしまうでしょう。その間、ずっとメンテナンスをしていこうと考えるとかなり大変になり、結局は早い段階で売るという結論に達してしまうのが通例です。このような親世帯が去った後のことも考慮しても一緒に住める家を建てるのにはメリットがあるのです。

 

一世帯住宅を2軒建てるか、二世帯住宅で一緒に住むかの判断は難しいこともありますが、親世帯と子世帯で住居を共有することによって費用を削減できるのは大きなメリットになります。

また、共有部分を広く取るとコミュニケーションの機会が増えるのも魅力で、家族仲が良いならより楽しい生活を送れるようになる可能性があるでしょう。

長期的に見ても相続に伴うトラブルを防ぐのに有効な方法なので、これから注文住宅を建てたいと考えているときには前向きに検討してみるのが大切です。

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